古いチベット版木 ルンタと四獣 大判
チベットの古い版木です。
ズッシリとした重みがある大判で分厚い板の中央に、
風の馬ルンタ、その四隅に、
虎、キュン、龍、雪獅子、が
ダイナミックに彫られています。
上部には、ニマダワ(太陽と月)が見られ、
ルンタの足元には、スワスティカが彫られています。
図柄と大きさから、
主にタルチョ(チベットの旗)を刷る目的で
使用されていたと思われます。
はっきりとした目的を持った存在意義があり、
長い時代を経た、
迫力ある、チベットの版木となります。
世に数ある、ルンタをモチーフとしたチベット風の新しい版木とは
一線を画す本物です。
【サイズ】
縦:最大 約275mm
横:最大 約184mm
厚さ:最大 約32mm
東チベット
アムド地方
※版木としての用途の特性上、触って擦ると黒い色がつきます。状態含め、実際に使用されていた古い物としてお考え下さい。
※写真では赤茶系の色に見える場合もありますが、実際の色は、(部分的に見える地板は赤茶系ですが)、全体的には漆黒の黒色をしています。