チベット仏教 ラマの帽子 ゲルク派
チベット仏教ゲルク派のラマ(僧侶)の催事の時に被る古い帽子です。
表面は柔らかな羊毛、頭周りにはパイピング、
中面は絹、裏面は刺し子が施された藍染め布が張られています。
黄色の帽子は、ダライ・ラマが所属するチベット仏教四大派閥の一つ、
ゲルク派を表すため、ゲルク派の僧侶の物です。
頭周りのサイズが小さいので、頭の上に乗せるように被ります。
温かな温もりがあります。
※赤みがかって見える場合もありますが、実際は、くすんだ黄色をしています。
20世紀前半〜19世紀後半頃
ネパールのチベット圏
(またはチベット本土から渡った物)
【サイズ】
直径:約230mm
頭周り直径:約92mm
厚み:約29mm