古く大型の巻貝のネックレスです。

束になった、古いコンクシェル（巻貝）が美しく、
チベット圏では珍しい一品です。

チベット現地でコンクシェルは、
小型または中型のビーズを粒売りしていたり、
本品の中央部分に束になった大型のコンクシェルを、
一枚ごとで売られているのを目にしますが、
束になっているのは稀です。

ナガランドのナガ族のビーズに酷似している珠もあるので、
遠く、南西から渡ってきたビーズとチベットのコンクシェルを合わせたと思われます。

中央の大型のコンクシェルは、同型の物をラサ周辺などでは、
数枚を紐に通し、ネックレスとして首から提げているのも見かけ、
現地では、コンクシェルの数珠も存在します。


チベット
カム地方で譲り受けました。

問答無用で格好の良い一品です。
プリミティブアートがお好きな方へ。


【サイズ】
全長（外周）：約450mm
前部大型シェル：直径約34mm（一枚）
後部丸形シェル：直径約10〜18mm
※丸形の他、円盤型も含まれます。

35枚の大型シェルと、大小の丸形および円盤シェルビーズが22珠、
付属しています。

※丸形ビーズの中にイミテーションの新しい珠が一珠、
古いイミテーションの珠が一珠、含まれています。

※内周は狭く、頭は通りません。
途中部分で、紐が結ばれているので、
紐を解くとネックレスとしてご使用頂けます。