チベットの銀細工が施された、古い革財布です。

前面に施された銀細工が摩耗しており、
独特の迫力と美しさを持っています。

このタイプの革財布はチベット本土では、
比較的、ポピュラーな物ですが、
新旧は勿論、豪華絢爛の物から安っぽい造りの物まで千差万別で存在し、
今なお、現地では財布としての用途だけではなく、
装飾品として用いられております。

当品は、前面一杯に装飾が施された珍しいデザインとなります。

中央に付属する石は、通常、ターコイズや珊瑚、
または、イミテーションが用いられますが、
当品の物は古くて判別不明です。
珊瑚やペマラカではありません。
しかし、後年に付けられた物ではなく、オリジナルと思われます。

【サイズ】
（蓋を閉じた状態）
縦幅：約72mm
横幅：約127mm
厚み：約46mm(突起装飾部を含む最大）

※革部分の表面を触ると黒い油分が付着する事があります。
実際に使われてきた、古い物としてお考えくださいませ。